小・中・高校生の自立と親子パネル調査の可能性
–「子どもの生活と学びに関する親子調査2015(Wave1)」から–
東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所は、2014年より「子どもの生活と学び」の実態を明らかにする共同研究プロジェクト(「子どもの生活と学び」研究プロジェクト)を行っています。このプロジェクトは、小学1年生から高校3年生の子どもとその保護者を対象に、子どもの生活や学習の状況、保護者の子育ての様子を複数年にわたって調査し(親子パネル調査)、子どもの成長とともに、それらがどのように変化するのかを明らかにするものです。
今回は、第1回調査である「子どもの生活と学びに関する親子調査2015(Wave1)」の結果をご報告し、小・中・高校生の自立の現在と親子パネル調査の可能性を探ります。
どなたでもご参加いただけます。参加は無料ですが、事前のお申し込みをお願いします。多数の皆さまのご来場をお待ちしております。
日時:2016年7月17日(日)13:30〜17:00(開場:13:00)
開場:東京大学大学院 情報学環・福武ホール(東京都文京区本郷7-3-1)
お申込み:サイトからお申込みください。
(参加費無料 定員:先着200名)
プログラム(敬称略):
開会の挨拶「パネル調査の目的・意義」
石田浩(東京大学社会科学研究所 教授・プロジェクト代表)
パネル調査の全体設計、調査概要
橋本尚美(ベネッセ教育総合研究所 研究員)
結果報告
1)全体結果:子どもと保護者の現状と課題
木村治生(ベネッセ教育総合研究所 副所長、東京大学 客員准教授)
2)分析1:親のかかわりと子どもの育ち
岡部悟志(ベネッセ教育総合研究所 研究員)
3)分析2:家庭内ルールの設定とその背景
苫米地なつ帆(東京大学 助教)
4)分析3:子どもの能力と家庭背景
太田昌志(ベネッセ教育総合研究所 特任研究員)
5)分析4:子どものことが分からない:子どもの能力や気持ちが「分からない」とは?
香川めい(東京大学 特任助教)
全体討論:親子パネルの今後:「子どもの生活と学びに関する親子調査2015」の結果をふまえて
登壇者:
耳塚寛明 (お茶の水女子大学 教授)
秋田喜代美(東京大学 教授)
松下佳代 (京都大学 教授)
藤原翔 (東京大学 准教授)
邵勤風 (ベネッセ教育総合研究所 初等中等教育研究室長、主任研究員)
コーディネーター:小泉和義(ベネッセ教育総合研究所 副所長)
閉会の挨拶
谷山和成(ベネッセ教育総合研究所 所長・研究プロジェクト代表)
お問い合わせ:
【事務局】ベネッセ教育総合研究所
〒206-0033 東京都多摩市落合1-34
TEL: 042-356-6292(受付時間:10:00〜17:30[12:00〜13:00、土日祝日を除く])
E-mail:research-monitor@mail.benesse.co.jp