日本社会学会防災学術連携体担当
震災問題研究ネットワーク代表 浦野正樹(早稲田大学)
震災問題研究交流会を、今年度、下記のとおり開催いたします。この交流会は、日本社会学会の研究活動委員会を中心に設けられた震災情報連絡会から発展したものです。現在は、日本社会学会理事会に防災学術連携体担当を置いておりますので、そこと震災問題研究ネットワークとの連携というかたちで開催いたします。今年度も、幅広い分野からの参加を歓迎いたします。
近年は、東日本大震災に限らず、昨今の甚大な風水害などの災害の発生を念頭におきながら、災害と社会との関わりや影響を含めて幅広い研究交流が出来ればという思いから、災害事象全般に関する報告を受け付けて、研究交流会を開催しております。今年度の交流会では、ランチョンセッションとして「災害女性学をつくる」をおき、「被災地支援/災害ケースマネージメント」「原発災害・津波災害の長期的影響」「過去〜未来の対話——復興の枠組みと理解をめぐって」と題する計4セッションを設けました。発表者のみならず、参加して一緒に討論していただける方、社会学者と一緒に議論してみたい他分野の研究者、行政担当者、マスコミ関係者、災害研究に関心をお持ちの方にも参加していただきたいと思っています。
※昨年までの研究交流会プログラムなどの情報、及び昨年度までの交流会報告書については、次のリンク先からご覧いただけます。https://tinyurl.com/34pyww3z
なお、本交流会では、研究発表を募集して最新の研究動向を共有する時間を確保するとともに、今後の震災研究に関連する討論の時間もなるべく確保するため2日間の日程といたします。
形式は、昨今の状況を鑑み、Zoomを用いた遠隔リアルタイム研究会として実施します。
初日の3月19日(金)は上記に示した一般報告と書評セッションを中心にした研究報告会を行い、二日目の3月20日(土)は現在進めている科研費プロジェクトの公開ワークショップなどの企画報告・検討会というかたちを取りたいと思います。
開催日時:2021年3月19日(金)9:30〜18:00
3月20日(土) 10:00〜18:00予定
形式:Zoomによる遠隔リアルタイム研究会
*プログラムの詳細は、下記の震災問題研究ネットワークのウェブサイトに掲載します。 https://tinyurl.com/jve6bsa6
*震災問題研究交流会についての問い合わせ先:震災問題研究交流会事務局
(office150315dcworkshop@gmail.com)